とことん道を極める利用者さんのおもしろい話
こんにちは。
ふと油断すると全く更新していませんでした。
さて、自分でタイトルをつけてなんなんですがハードルを上げてしまいましたね。
「おもしろい話」........プレッシャーですが頑張って書きます。
うちの事業者は三障害(身体障害、精神障害、知的障害)の利用者さんに利用してもらっています。
その中で知的障害を持つ男性38歳のお話をしたいと思います。
彼は8年前から利用してもらっていますが、とにかく車が大好きです。
それもクラシックカーで特にスバル360という車種が好きなのです。
そんな彼は仕事をなかなかしません。
そんな彼をどうやって仕事してもらおうという話ならケース会議のような議事録になってしまうのでそんな事は書きません。
そう!タイトルにもあるように「おもしろい話」をします。
家出して最後に行き着く先は?
彼はA君としましょう。A君は常時、ミニカーを持参しています。
毎日、同じミニカーではございません。たまに同じミニカーが続く場合もありますがA君なりにコーディネートはしているみたいです。
事業所から帰ると暇なので自分で散歩に行きます。
散歩という名の家出を行うのです。
A君が若い時は地方の遊園地まで夜行バスで行ったり、ある場所に飛行機で行ったりと、どこに障害があるんだ?と思ってしまうほどです。笑
私も道を歩いているとタクシーが私に横付けしA君降車で私がお金を支払うということもありました。もちろんお金は家族の方に返してもらいましたけどね笑
一人で散歩は危険なA君は散歩に行ってしまうんです。
警察官が飛び跳ねて驚いた!?
そんなA君はミニカーを持っていつものように家出のような散歩中にミニカーをシャー!っと走らせながら歩いていました。
シャー!っと走らせるとミニカーは本物の自動車にひかれて木っ端微塵に壊れてしまったのです。
これで話は終わりません。A君は交番に行って警察官にこう言うのです。
「僕の車が車にひかれました。」
警察官は飛び跳ねて驚いたそうです。
よくよく話を聞くと間違ってませんね笑
ミニカーという車が自動車という車にひかれたというお話でした。
人生一大を懸けたプロポーズ!その行方は?
うちの事業所には毎月1回来ていただける女性のボランティアさんがいます。
もう8年間も来てくれています。
A君は恋をしてしまったのです。
私に相談もなく笑 突然A君はボランティアさんに「結婚してください!」とプロポーズするじゃありませんか。私がもしお茶を飲んでいてたら完全に噴出していました。
もちろん「ごめんなさい」。
A君を見るとA君の目が白目で倒れてしまいました。
呼吸はしている!脈はある!声をかけてみる!反応はない!
「新しいミニカー買いに行くか?」と声をかけてみる。
「うん!行こう!」うわっ!ビックリした!?
A君は元気に立ち上がり復活しました。
A君の白目を見たのはあれが最初で最後でした。
なんでA君がいるんだ!?
年末の事業所の大掃除が終わり、職員さんや利用者さんに「よいお年を!」と年末最後の挨拶を終えて家に帰りました。「あー今年も無事に終わったな」とコタツに入りミカンを食べて物思いにふけていると、隣の部屋から物音が?
誰もいないはず。
ドアを開けるとA君がマッサージ機に座っているじゃありませんか!
そうです。A君は私の家の近所なのです。
お正月休みになかなか入れない私でした。
まだまだありますが.........
話はなかなか尽きませんね。
まだまだありますが、またA君のおもしろい話があればブログで書きますね。
ではこのへんで。
↓↓↓↓↓もしお時間ある方は覗いてください。